O. Henry · 短編

The Badge of Policeman O’Roon

巡査オルーンのバッジ

戦友オルーンに頼まれ、百万長者レムゼンは巡査の制服とバッジを借りて馬にまたがる。暴走馬車を救った英雄は、友の名と誇りを守るため、自らの名を名乗れずに去る。『巡査オルーンのバッジ』の後味が良い一篇。

93文約1,810語目安 約25分★★☆ ふつう
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この作品について

『巡査オルーンのバッジ』(The Badge of Policeman O’Roon)は、O. Henry(オー・ヘンリー)の短編小説です。yomukamoでは英語の原文を1文ずつ、日本語訳・文の骨格・文法ポイント・語彙の解説つきで、無料でそのまま読めます。辞書を引かずに物語のリズムのまま読み進められるので、英語多読の入り口としても、原文で名作を味わいたい方にもおすすめです。

冒頭を試し読み

It cannot be denied that men and women have looked upon one another for the first time and become instantly enamored.

男女が初めて互いを見やり、その瞬間に恋に落ちてしまう——そんなことは、否定しようがない。

It is a risky process, this love at first sight, before she has seen him in Bradstreet or he has seen her in curl papers.

だが、この一目惚れというのは、なかなかに危険な賭けものである。彼女がブラッドストリートで彼を見る前に、彼がカーラーを巻いた彼女を見る前に、恋はもう、始まってしまっているのだから。

But these things do happen; and one instance must form a theme for this story⁠—though not, thank Heaven, to the overshadowing of more vital and important subjects, such as drink, policemen, horses and earldoms.

だが、こうしたことは現に起こるのだ。そして、その一例がこの話の主題を成さねばなるまい——もっとも、ありがたいことに、酒や警官、馬、そして伯爵の位といった、より重大で重要な題材を覆い隠すまでのことでは、決してないのだが。

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yomukamoの読み方

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