Edgar Allan Poe · 短編

The Cask of Amontillado

アモンティリャードの樽

親友フォルチュナートへの積年の恨みを抱くモンレゾールが、謝肉祭の夜にアモンティリャードの試飲と称して彼を地下納骨堂へ誘い込み、復讐を遂げる傑作短編。『アモンティリャードの樽』

136文約2,310語目安 約30分★☆☆ やさしめ
この作品を読む →

この作品について

『アモンティリャードの樽』(The Cask of Amontillado)は、Edgar Allan Poe(エドガー・アラン・ポー)の短編小説です。yomukamoでは英語の原文を1文ずつ、日本語訳・文の骨格・文法ポイント・語彙の解説つきで、無料でそのまま読めます。辞書を引かずに物語のリズムのまま読み進められるので、英語多読の入り口としても、原文で名作を味わいたい方にもおすすめです。

冒頭を試し読み

The thousand injuries of Fortunato I had borne as I best could; but when he ventured upon insult, I vowed revenge.

フォルチュナートが加えた千百の害、できる限り耐え忍んできた。だが、侮辱にまで踏み込んだその時、誓ったのだ、復讐を。

You, who so well know the nature of my soul, will not suppose, however, that I gave utterance to a threat.

わが魂の本性をよくよく知り抜いたあなたなら、思うはずもあるまい——だが、私が口にしたのは脅しなどと。

At length I would be avenged; this was a point definitively settled⁠—but the very definitiveness with which it was resolved, precluded the idea of risk.

ついに復讐は遂げられる。これは断固として決着のついた一点だ——だが、そう決着させたその断固さこそが、危険という考えを初めから封じていた。

続きを読む →

章一覧

yomukamoの読み方

  1. 画面の上に英語の原文、下に日本語の解説パネルが並びます。
  2. 解説パネルを下へスクロールすると、和訳・文の骨格・文法ポイントを1文ずつ読み進められます。
  3. 気になる単語はタップで単語帳に追加。進捗は端末に自動保存され、次回そこから再開できます。

Edgar Allan Poeのほかの作品

The Masque of the Red Death
赤死病の仮面
ペストが猖獗を極める中、プロスペロー公は千人の友人とともに城塞へ閉じこもり、仮面舞踏会を催す。だが緋色の死は誰よりも高貴な客人として忍び寄る。『赤死病の仮面』は耽美と恐怖が交錯するポオの傑作短編。
99文約30分★★★ やや長文
The Pit and the Pendulum
落とし穴と振り子
『落とし穴と振り子』。異端審問で死を宣告された男が、暗黒の牢獄で落とし穴と巨大な振り子の罠に苛まれる。極限の恐怖と絶望、間一髪の救出までを緊迫の筆致で描いたゴシック小説の傑作。
334文約75分★★☆ ふつう
The Gold-Bug
黄金虫
『黄金虫』。サリバン島に隠棲するレグランドは、偶然手にした黄金虫と暗号文を手がかりに、海盗キッドの埋蔵金を探し求める。暗号解読と宝探しを描き、推理小説の先駆けとなった冒険譚。
423文約170分★★★ やや長文
The Purloined Letter
盗まれた手紙
パリの密室で起きた手紙の盗難事件。警察が手を尽くしても見つけられない一通の書簡を、名探偵デュパンが驚くべき推理と心理の洞察で取り戻す。が生んだ探偵小説の傑作、『盗まれた手紙』。
198文約90分★★★ やや長文
William Wilson
ウィリアム・ウィルソン
『ウィリアム・ウィルソン』。自らの真名を隠して語る主人公の前に、同名の男が現れ、執拗に付きまとう。分身という不気味な存在を通して、罪と良心、自己の同一性を問う怪奇譚。
275文約100分★★★ やや長文
The Premature Burial
早すぎた埋葬
『早すぎた埋葬』。生きながら棺に閉じ込められる恐怖を、は事実と記録を引きながら冷徹に描く。語り手の強迫的な不安は、やがて現実の悪夢となって反転する怪奇譚である。
249文約65分★★★ やや長文
Edgar Allan Poeの作品をすべて見る →